谷川建設の造る家
軽井沢で快適に過ごすためのノウハウを
惜しみなくそそぎ込み
お客様のライフスタイルをかたちにします
お施主様・設計事務所様・建築会社様との
綿密な打ち合わせからすべてがはじまります
軽井沢での住まいづくりは、一般の住宅建設と少し異なります。
お施主様がイメージしておられる「軽井沢に住む夢」「軽井沢を拠点とするライフスタイル」への十分な理解・共感に加え、軽井沢という地域の環境や文化的な特性を踏まえたプランニングと、それを実現する技術が不可欠だからです。
また、首都圏など軽井沢から離れた地域の設計事務所様、建築会社様と連携して進めるプロジェクトが多いのも特徴です。
谷川建設は、軽井沢で60余年にわたり別荘建築、一般住宅建設に取り組んできました。“軽井沢の家づくり”にどこより詳しいプロとして、お客様のご信頼にお応えします。そのためにも、まずは打ち合わせに時間をかけ、ていねいに進めていきます。
基本設計の立案、プレゼンテーション
基本計画を立案し、それを図面とご説明によってお施主様に提示するプレゼンテーション。お施主様の思いを反映した家になるかどうかを十分にご確認いただき、詳細な設計の骨格を確定するとても大事な段階です。
一般的に、基本設計には調査からプランご提示まで1~2ヶ月程度をかけます。
「構想する」という極めて創造的なプロセスですので、順調にまとまることもあれば、生みの苦しみを味わうこともあります。しかし、その成果をお伝えするプレゼンテーションは、受けるお施主様にとっても、提案する建築士にとっても、とても楽しい時間です。
ご感想・ご意見は本音で率直に
基本計画の段階で、伝えた要望がどのように盛り込まれ、プロとしての補足がなされているか、しっかり読み取りましょう。予算、敷地条件、法的制約、あるいは構造やプランの整合性のために、あきらめなければならない要望もある代わり、思ってもみなかった魅力や提案がたくさん盛り込まれていることもあるでしょう。
思い込みに振り回されることなく、柔軟な気持ちで自分たちにとっての妥当性をしっかり吟味し、感想・意見を率直に建築士に伝え、説明を受けて下さい。疑問や不安、伝え切れていなかったこと、なんとなくモヤモヤする点などは、ここですべて解消させることが大切です。
プランの承認と実設計
お施主様がプランを承認されると、実施設計の詳細な図面が作成されていきます。承認以降に基本設計に立ち戻る大きな変更をすると、時間的に大きな後戻りとなります。十分に納得したうえで承認しましょう。
基本設計の図面は一般的に、内外仕上げ表、配置図、各階平面図、立面図、断面図(以上いずれも1/100~1/50程度の縮尺による)、パース(完成予想図)などがあります。
基本設計図を基に、見積り・予算の調整をおこない、工事請負契約となります。
その後、実施設計・確認申請業務をおこない、いよいよ工事着工となります。
軽井沢の気候・地盤特性に合うベタ基礎
ベタ基礎とは、基礎の立上り部分だけでなく底板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎のこと。家の荷重を底板全体で受け止め、面で支えます。
地面をコンクリートで覆うので、地面から上がってくる湿気を防ぎ、シロアリの侵入も防ぎます。湿度の高い軽井沢にはベタ基礎が合理的です。
建物が不揃いに沈下を起こして傾きを生じる不同沈下を起こしづらい点も、ベタ基礎のメリットです。しかし、敷地全体の地耐力が均一でない場合は、不同沈下が起こる危険があります。そのため、谷川建設では必ず地盤の地耐力を確認し、その敷地に合う基礎の設計をおこないます。
基本的にベタ基礎の配筋は底板部でD10(直径10mm)以上の鉄筋を300mm以下の間隔で縦と横に配置。間取りや地盤の状況によっては、配筋の間隔を狭めたり、D13(直径13mm)を使用、ダブル配筋(2段に鉄筋を組む配筋)にするなど、長く快適に安全に住み続けるために最適な設計をおこないます。
ベタ基礎の寸法は立上りの幅を120mm以上、底板の厚さを150mm以上とし、立上りの高さは地面から400mm以上を確保します。
建物の形に合った工法を選びます
谷川建設の住まいづくりは、在来工法(柱と梁の軸組み)またはツーバイフォー工法(壁と床の壁枠組)でおこないます。設計の最初から工法ありきで考えず、両工法のメリット・デメリットを十分見きわめ、建物の形、工期、重視するもの、お客様が希望される空間構成を考慮して、よりふさわしい工法を選択します。
在来工法(木造軸組工法)
メリット
- 構造的な制約が少なく、プランの自由度は高い
- 工場でプレカット加工をおこなうので建物の精度が高い
- JAS規格等の材料を使用するため、断面寸法・曲がり・ねじれ等が少なく品質が安定している
- 土台敷きから屋根下地まで3日程度なので、構造躯体が雨に当りづらい
- 最近は耐震性向上のために壁量が増えているが、それでも開口幅は大きく取れる
- 筋交いなどの部位以外の将来の変更・改造は比較的容易
- 将来の増築も、法規の問題を解決すれば施工可能
- 真壁造り(柱・梁現し)による木のよさを表現でき、木の調湿効果が期待できる
- 昔も今も日本の家づくりの主流(全体の6割以上が在来工法なので材料が豊富)
- ローコスト住宅から高級仕様の住宅まで価格の幅が広い
デメリット
- 見積価格で大工手間が大きい
- 耐震性能は適切な金物の使用と適切な施工がされればツーバイフォー工法と遜色ないが、揺れはツーバイフォー工法より大きい
- 工期が若干長くなる(工期は、4~5ヶ月前後が目安)
- 職人の熟練度により仕上がりが違ってきてしまう
ツーバイフォー工法
メリット
- 壁工法なので地震時の揺れが小さい
- 基本的に決った釘の本数で構成され、工場で加工されたパネルを建てこむ方式なので、施工が早い
- 部材相互の密接度が高いので、防火面で効果的である
- 上記の理由から同じ仕様の在来工法住宅より断熱性能が高い
- 施工が簡便で工期が短め(3~4ヶ月前後が目安)
デメリット
- 壁で耐震性を確保しているので、将来の壁の貫通・撤去などの変更は不可
- パネルで面が構成されているので、木を露出させた意匠ができない
- 上記の理由から木による調湿が期待できない
- 施工できる建設会社の数が軸組み工法に比べて少ない
- 気密性が高いため、高湿度の環境では湿気が抜けず腐食の恐れがある
- 壁工法なので、開口幅などが制限される
- 釘など小さな金物類の寿命が建物全体の寿命で、延命が難しい
- 構造的な制約によりプランの自由度が若干低い
- 輸入材料を使用するため、断面寸法・曲がり・ねじれ等がある場合がある
- 現場でパネル加工をおこなうと屋根下地が完成するまでに雨に当たりやすい
- 工場でパネル加工をおこなうと費用がかさむ
工法の違いは工事する側にとっては大きな違いがありますが、住む人にとっては、完成時の外観、強度、断熱性・気密性の確保等に関して、それほど変わりません。
「住まいに対して何を求めるのか」を明確にしていくことにより、何がメリットになり、デメリットになるかが決まってきます。
それらを総合的に判断し、工法を決定します。
外壁・屋根も換気するから涼しく長持ち
木造住宅の外壁の中は、室内からの湿気が入り込んだり、あるいは断熱材の欠損があると壁内結露(内部結露)を起こす危険が高いとされています。
壁内結露は、壁内の木材が腐らせて建物の耐久性を低下させたり、室内側の石膏ボードの裏面にカビを発生させたりし、室内環境そのものも不衛生な状態を生み出します。
このような状態を改善するため、谷川建設では壁体内の湿気を外部に放出する『外壁通気工法』を採用しています。
透湿防水シートという材料で壁を覆い、外壁材との間に外気が流れる層をつくって壁内の湿気を通し、外部に放出する方法です。これにより壁体内結露を少なくし、建物の耐久性が向上することになります。
同時に、室内側の水蒸気(湿気)を壁の中に入れないための『気密化工事』も施工します。
外壁面の室内側一面に防湿気密シートを張り、室内の水蒸気を壁の中に入れないようにするのが目的です。
『外壁通気工法』と『気密化工事』をセットで考えることにより、建物の耐久性を向上させ、住まいの長寿化を実現します。
ウレタンフォーム吹付で高気密・高断熱
住宅を確実に高気密・高断熱できるのが現場発泡型吹き付け断熱材です。
エネルギーの損失が少ないので、光熱費のランニングコストが抑えられます。
谷川建設で使用するウレタンフォームは100%水発泡で120倍に膨らむので限りなく空気に近づきました。
アスベストを一切含まず、ホルムアルデヒド放散等級もF☆☆☆☆と最高ランク。アレルギー体質の方には理想の断熱材です。
室内の水蒸気が壁体内に流入するのを防ぎ、温度差による内部結露を防ぐため、カビ・ダニ・木材の腐食から住まいを守ります。
厳選した木材でさわやかな調湿環境
日本独特の気候風土の中で育った木材は、日本の風土にぴったり調和します。
木材は、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している時には水分を放出する天然の調湿性能をもっています。住空間の湿度が適正に保たれることは、住む人の快適さはもちろん、家そのものの健康もキープ。木造住宅はお手入れの仕方次第で、100年以上住み続けることができるのです。
また、木材は鉄やコンクリートに比べ熱伝導率が大変小さく断熱性能に優れているため、「夏涼しく、冬暖かい」理想の住環境を造りやすいといえます。火災や地震に対しても一定の仕様を施せば十分な強度を持っています。
さらに、将来的に家族の形態やライフスタイルの変化に応じ、間取りの変更や増改築、バリアフリー化などに対応しやすいのも木造住宅の特徴です。
近年は健康志向の高まりとともに、抗菌性・リラックス効果も注目され、木造住宅のよさが再認識されています。谷川建設では、厳選した木材を規定の品質管理のもと、ベストな状態で施工いたします。
徹底した品質管理
何重もの検査・調査体制を敷き、社内だけでなく第三者による検査も含め、徹底した品質管理でお客様のご信頼にお応えしています。
設計に先立ち地盤調査をおこないます
- 調査ステップ
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STEP1
- 予備調査
- 地形図・地質図等を調査
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STEP2
- 周辺調査
- 周辺の造成・家屋の有無
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STEP3
- 原位置調査
- スウェーデン式サウンディング試験等
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STEP1
地盤調査のデータを基に、地盤解析をおこないます
- 解析・確認項目
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- 地盤の長期許容応力度
- 盛土・埋め戻しの状況
- 経過年数からの安全性
- 締まり具合からの安全性
- SWS試験結果
- 土の種類による沈下特性
- 沈下量と傾きに対する安全性
- 近隣の状況 等
地盤解析のデータを基に実施設計を開始します
設計図・仕様書と照合し品質管理をおこないます
当社規定の施工管理チェックリストに基づく
第三者検査を適宜おこないます
- 検査項目
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- 基礎配筋検査
- 構造躯体検査
- 防水検査 等
各工程で社内検査をおこないます
- 検査項目
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- 材料検査
- 工程検査
- 中間検査
- 竣工検査
心身にやさしい自然素材を採用
谷川建設が取り扱う自然素材のおすすめ建築材料を一部紹介します。
ルナファーザー
85%以上の再生紙を使った塗装用壁紙。「呼吸する壁紙」として環境保護先進国ドイツで「ブルーエンジェルマーク」を取得した、環境に負荷をかけない土に還る壁紙です。
オスモカラー
木を愛する専門家が“木の性能を最大限に活かす”ために開発した木材保護用の自然塗料。世界53カ国で愛用されています。
独自の精製方法で不純物を取り除いた自然の植物油と植物ワックスから造られ、小さなお子様のいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
木に深く浸透し木の呼吸を妨げないため、木の調湿機能を損なうことなく自然の美しさを保ち続けます。
レッドシダー・パネリング
小屋・ガゼボ(洋風のあずまや)などの屋根や外壁に使用する多くがカナダ産レッドシダー。ヒノキ科ネズコ属で、アメリカ先住民族に「生命の木」と謳われた木材です。
人工の素材にはない質感とぬくもり、そして独特のさわやかな香りをもち、陽光や緑に調和して存在感を漂わせます。時を経るうちに、表情に深みが生まれます。
生来、腐朽や虫害に強く、雨や日射しを浴びる屋外でも、すぐれた耐久性と寸法安定性を発揮します。
コルクタイル
木質で自然な外観が特徴。床材に使用した場合、一般の木質材より柔らかく弾力があり、磁器タイルのように掃除がしやすく清潔で、じゅうたんのように暖かさをもっています。また、耐水、耐摩耗、耐腐食性は塩ビ長尺シート以上。
洋風化した生活を好む人たちと、応接セットの横にこたつを置く生活習慣をもつ人たちの双方に合う床材で、畳にとってかわり、あらゆる建物に使える理想的建材です。
エコカラット
粘土鉱物などの微細な孔を持つ原料を焼成した内装壁材です。
微細な孔は、湿気を吸ったり吐いたりするのに適した大きさに設計されていて、室内の湿度が高くなると湿気を吸収して湿度を下げ、湿度が低くなると湿気を放出して潤いをもたらします。
ジメジメする夏場や乾燥する冬場も、この調湿機能によりさわやかな室内空間が保たれます。
ハイクリンボード
石こうボードの優れた性能を保持し、同時に「シックハウス症候群」の原因となるホルムアルデヒドを吸収、分解。クリーンで快適な空間づくりに最適な素材です。
アフターサービス
完成後も万全の保障で安心をお届けします。
- 建物お引渡し後、1年・2年・5年・10年後に、自社による建物定期点検を実施します。
当社瑕疵による場合は、無償修理いたします。 - 住宅瑕疵担保履行法による瑕疵担保保険に加入しますので、万が一施工業者がなくなっても10年間・2000万まで建物が保証されます。
(基礎・構造上主要な部分・屋根・外壁・雨水浸入等) - 上記瑕疵保証に含まれない地盤の保証も、当社では地盤サポートシステムとして標準でおこないます。
(不同沈下しない地盤を10年間保証いたします。) - 当社建物管理部門が、定期巡回・保守管理・水道管理・建物管理を行わせていただきます。
※別途有償となりますので、金額等ご相談ください